美容整形手術で一番人気だといっても良いと思うのが、二重まぶたにする施術です。夏休み期間中は二重まぶたの手術を受ける人が多いようです。脂肪吸引や豊胸術であれば、手術を受けたとしても患部は服で隠せる部分なので、腫れているから他人の目が気になるということはないのですが、目はそういうわけにもいきません。手術前のカウンセリングやメール相談では、腫れについて質問されることも多いらしいのです。
どれくらい腫れますか、というような質問です。一般的な回答は、期待していた二重まぶたよりもはじめは幅が広いと感じられると思います。ほとんどの美容整形手術後の方は外を歩けないほどの状態になる わけではありませんが、手術を受け人にとっては自分のことだから周りの人が気にしなくても自分自身は気になってしまうものではないでしょう か。つまり、これは大変主観的なことであるかと思います。ほ んの少しのむくみでも、気にする人にとっては生きていけないくらいの腫れと感じてしまうでしょう。
反対に、美容整形手術直後に僕から見ても少し腫れが大きいかなと感じる方でも、これで腫れている状態ですか、帰りに買い物してはいけませんかなんて言って下さる患者もいるようなのです。そうです、要は、とらえ方の差なのでしょう。プチ整形といっても美容整形手術に変わりはないと考えていた人は、腫れていないと感じます。プチ整形だし、雑誌にも腫れない、痛くないとよく書いてあるからと気軽に受けた人はあり得ない腫れと感じてしまうということではないでしょうか。
さらに美容整形手術は機械を組み立てる作業とは違うので、同じ治療を行っても同じ経過をたどるとは限りません。経過が早い人もいれば、時間を要する人もいるはずです。仕上がりを実感されて、毎朝アイプチのためにかかっていた時間が削減できて、まぶたのかぶれが治って、プールに入っても二重まぶたの状態が当たり前になっ た頃、受けてよかったと感じられるのだろうと思います。二重まぶたの手術は簡単ですが、患者さんによって経過やその受け取り方に差があるという意味では美容整形の手術をする医師にとっては難しい手術だと思います。